いつも有難うございます。
8月1日からサイト内でBLOGを始めておりますが、これまで紫外線対策や、それに関連する情報をお伝えしてまいりました。
これから紫外線対策だけではなく、もう少し範囲を広げてお伝えしていこうと思います。
「お役立ち化粧品リテラシー」と題しまして美肌のために知っておきたい!知ってお得!な情報を発信して参ります。
本日は「水性成分概要とエタノール」についてお届けします。
水、または水に溶けやすい成分で粉などの固形の成分を溶かす「溶剤」としての働きも担っています。保湿剤は潤いを与える・保つ「保湿作用」の他「肌への浸透を高める」「肌を柔らかくする」働きがあると言われます
種類 |
表記例 |
水 | 水・精製水・常水・温泉水など |
★エタノール | エタノール |
保湿剤 | グリセリン・BG・DPG・PEG類・ヒアルロン酸類・コラーゲン類・糖類 |
★エタノールについて★
【揮発性が高く、さっぱりとした清涼感】
表記例…エタノール
体への働き…清涼・収れん・脱脂
配合の目的…殺菌・防腐・溶解
さっぱり系化粧水や収れん化粧水に使用される
揮発性があり蒸発する際に熱を奪う為、清涼感が出ます。肌がかゆくなるなどエタノール過敏の人は要注意です。
ほかの成分を溶かしたり防腐作用もある。
水に溶けにくいものをとかしたり、植物からもエキスを抽出する際にも使われる。また配合量を増やすと殺菌作用が高まり防腐剤代わりになります。
アルコールフリー=エタノール不使用
化学物質の分類としてのアルコールには、非常に多くの種類があります。
エタノール、フェノキシエタノール、ステアリアルアルコール、コレステロールなどもアルコールの一種です。
但し化粧品の世界ではアルコールという場合の殆どはエタノールを指しています。つまりアルコールフリーとはエタノールを使用していない製品ということです。
参考文献:久光一誠先生著「化粧品成分表示の読み方手帳」より