いつも有難うございます。
過去には紫外線対策や、それに関連する情報をお伝えしてまいりました。
これから紫外線対策だけではなく、もう少し範囲を広げてお伝えしていこうと思います。
「お役立ち化粧品リテラシー」と題しまして美肌のために知っておきたい!知ってお得!な情報を発信して参ります。


化粧品の個性となる機能性成分の中で「バリア機能改善」について御紹介しています。

バリア機能とは角質層から水分が蒸発するのを防いだり外部からの刺激物の侵入を防ぐ仕組み。肌の表面の角質層には細胞と細胞の間に「細胞間脂質」が存在しています。細胞間脂質となる成分を補うことでバリア機能は改善あるいは強化できます

「セラミド」
表記例…セラミド1・セラミド2・セラミド3・セラミド4・セラミド5・セラミド6・セラミド6Ⅱ・サラミ度7・セチルPGヒドロキシエチルパルミタミドなど

効能…バリア機能改善の他、シワを抑制・減少させる。肌のターンオーバーを促し皮膚の菌のバランスを整えるなど。

○ヒト型セラミドはアンチエイジング向き
ヒト型セラミドには複数のタイプがあり、人間の体の中でに存在するタイプもある。所謂、ヒト型セラミドと呼ばれるものでセラミド2・セラミド6・セラミド6Ⅱです。セラミド2は化粧品でも頻繁に使われますセラミド6とセラミド6Ⅱはバリア機能改善の他にシワを抑制する働きや肌の正常なターンオーバーを促す作用もあるります。

○セラミドに近い疑似セラミド
セチルPGヒドロキシエチルパルミタミドは合成して作られたセラミドです。セラミドとは非常に良く似た構造の成分で疑似セラミドと呼ばれています。

○動物由来と植物由来もある
セレブロシドは動物の脳や脊髄から得られる動物性のセラミド類似物。コメヌカスフィンゴ糖脂質は米ぬか油に含まれるセラミド類似物です。角質層になじんで細胞間脂質を補強してくれます。

 

「アミノ酸類」
表記例…アスパラギン酸・アラニン・アルギニン・イソロイシン・グリシン・グルタミン酸・クレアチンなど

効能…保湿・バリア機能改善

○NMFの約40%を占める成分
NMF(Natural Moisturizing Factor)とはヒトの皮膚がもともともっている保湿機能のことで「天然保湿因子」ともいいます。この約40%がアミノ酸でさまざまな種類がありますが、いずれも保湿力が高く保湿剤として活用されます。また保湿剤の中でも特に肌のバリア機能を強化する作用が優秀な成分。

○表記はさまざま
グルタミン酸は水に溶けにくい為Na(ナトリウム)と合わせたグルタミン酸Naとして表記されます。食品やサプリメントにも含まれる成分でなじみ深いかもしれませんが化粧品では保湿やバリア機能の改善が目的で配合されています。


参考文献:久光一誠先生著「化粧品成分表示の読み方手帳」より