いつも有難うございます。
過去には紫外線対策や、それに関連する情報をお伝えしてまいりました。
これから紫外線対策だけではなく、もう少し範囲を広げてお伝えしていこうと思います。
「お役立ち化粧品リテラシー」と題しまして美肌のために知っておきたい!知ってお得!な情報を発信して参ります。


化粧品の個性となる「紫外線防御」成分を御紹介しています。

2種類の紫外線防御には特長があります。 

種類 代表的な成分
紫外線吸収剤 オキシベンゾン類・メトキシケイヒ酸エチルヘキシル・t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン・ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
紫外線散乱剤 酸化チタン・酸化亜鉛

 紫外線にはUV-A(紫外線A波)とUV-B(紫外線B波)があります。UV-Aは主に「肌を黒くする」「シワやたるみの原因になる」もの。真皮層まで到達するのが特徴。UV-Bは「肌が赤くなってヒリヒリする日焼けを起こす」ものです。角質層の乾燥を招き表皮にダメージを与えるタイプです。

 

SPF(Sun Protection Factor)はUV-Bの防御効果を数値で表したもの。数字が大きければ大きい程、効果が高いという目安。

PA(Protection Grade of UV-A)はUV-Aの防御効果を表すもので「+」の数が多ければ多いほど効果が高くなります。紫外線防御の成分について詳細を御紹介していきます。

 

 

「紫外線吸収剤」
表記例…オキシベンゾン類・メトキシケイヒ酸エチルヘキシル・t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン・ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
効能…紫外線のエネルギーを吸収して熱などに変換する。

○紫外線のエネルギーを熱に変換する
紫外線のエネルギーを取り込んで熱に変換したり分子構造を変えるエネルギーに消費する化学物質が主成分。もともと透明なので塗っても白浮きしにくい特長があります。オキシベンゾン類は末尾の数字で吸収する紫外線が変わります。-1・-3・-5はUV-Aを吸収。-9はUV-Bの吸収、-2と-6は両方とも吸収します。

メトキシケイヒ酸エチルヘキシルはUV-Bの吸収に優れています。
但しアレルギーの原因になることもあるので厚生労働省が作るポジティブリストによって配合規制をしています。「ノンケミカル」をアピールしている日焼け止めは、この吸収剤を使用していないものです。

 

「紫外線散乱剤」
表記例…酸化チタン・酸化亜鉛
効能…紫外線を反射させて肌に届かないようにする

○紫外線を物理的にはね返す
紫外線散乱剤は基本的に白い粉。非常に小さくした粉を肌に塗ることで物理的に紫外線を反射させる仕組みです。白浮きしやすいといわれていましたが現在は小さくした粉体が登場し白くなりにくいものが多くなりました。
酸化チタンと酸化亜鉛を両方配合することも多いです。


参考文献:久光一誠先生著「化粧品成分表示の読み方手帳」より