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本日は
「加齢による体の変化」について

 

肌の老化について昨日のBLOGでお伝えしましたが、そもそも老化とは何かについて

 

人は何故、老いるのか?そのメカニズムにはいくつかの説がありますが現象としてわかっているのは、人体を構成する細胞の数の減少と細胞の質の低下。細胞の質とは、タンパク質を作り出す能力のこと。肌細胞はコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などといったタンパク質を作り出します。

いくつかの説について

◆プログラム説(遺伝子説)
寿命は遺伝子によって制御されており老化は遺伝子にプログラムされているという説。

 

◆エラー説
細胞の中で遺伝や細胞分裂にかかわる核酸は突然変異などにおり本来とは異なった配列なることがある。すると必要なたんぱく質が合成できなくなったり酸化や糖化といった化学反応によって体を構成するタンパク質や脂質の編成が引き起こされ細胞は正常に機能しなくなり老化が進む。

 

◆クロスリンキング説
コラーゲンなどの物質はさまざまな高分子と結合し新しい高分子を作ります。このことを「クロスリングする」という。このような物質は分解されにくく長年の間に蓄積してしまい細胞障害を起こす老化が引き起こされているとされます。

 

◆フリーラジカル説
物質の最小単位である原子・分子の周囲には電子があり一つの軌道に2個のペアとなって周回しています。
中には一つの軌道に1個しかないばあいがあり、このように対とならない電子はとても不安定。これがフリーラジカルです。このフリーラジカルは反応性に富み、タンパク質、核酸、脂肪などの生体構成成分と化学反応を起こして障害を起こします。これにより細胞機能を低下させ老化を引き起こすという説。

 

◆免疫異常説
加齢に伴い免疫機能を担当する細胞の機能が低下し自分の体の成分を外的とみなして攻撃してしまい細胞に障害が起こって老化が起こるという説。

 

◆代謝調節説
細胞の代謝の速度が細胞分裂の速度に影響を与え老化や寿命を支配するという説。

 

以上の様に老化のメカニズムについてはいくつか説明できますが人に限らず昆虫も魚も、もとは一つの受精卵(種)という細胞から始まりました。(生命の発生)その細胞が大量の細胞となり、その細胞がタンパク質を作り出し、体(人、魚、昆虫)を形作ります(生命の誕生)

1個から始まり数十兆にまで数を増やした細胞はある一定数以上になると収束を始めます。(数の減少)さらに質(タンパク質をつくる能力)も低下していき、ある値を超えたとき死という現象が起こります。

★記録上、最も長生きした方はフランス人の122歳。日本でもこれまでに115歳を超えた方がいらっしゃるようですが、このあたりが生理的限界なのかもしれません。★


参考文献:北條元治先生著「美肌のために必要なこと」より