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本日は
「ワセリンや馬油でもOK」について
“ワセリンや馬油でも、自分のお肌に合えば保湿としてOK!”
スキンケアの保湿剤は何でも良いとは言っても
大切なのは自分の肌にあったものを使うことです。
ひとりひとりの肌の状態は違うのですから使う保湿剤も違っていても良いということですね。
ワセリンを使う方も多いです。
ワセリンは保湿に役立つスキンケアアイテムの一つ。
ワセリンは石油を原料に作られていますが、本当に大丈夫?と困惑する方もいらっしゃるかもしれないですね。
ですが、石油はそもそも自然素材であり中でも日本薬局の白色ワセリンは品質が保証されているのに数百円で購入できることからお勧めできるアイテムです。(因みに日本薬局とは…医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律第41条により医薬品の性状及び品質の適正を図るため、厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて定めた医薬品の規格基準書です)
ワセリンは皮膚科で処方される軟膏などのベースにもなっています。
ワセリン自体には保湿剤が含まれているわけではありませんが、ワセリンを塗ると皮膚表面に油の膜がはったような状態になり、皮膚内部からの水分の蒸発を防ぐことができ、高い保湿力を発揮してくれます。
正に保湿の役目をしっかり果たしてくれるアイテムなのです。
ワセリンは肌の滑りを良くするのでマッサージクリームとしての使用もOKです。
但し、ワセリンは塗りすぎると脂っぽくなり不快に感じる人もいますので使用量については自身で調節が必要です。
使い方など(参考)
少量のワセリンを指にとって手のひらに塗り、人肌に温めてから肌に伸ばすとスムーズです。全体にゆきわたったらコットンなどの柔らかい素材で余分なワセリンをふき取っても良いでしょう。ワセリンはドラッグストアやインターネットなどでも処方箋無しで手軽に購入できます。
馬油もポピュラーな保湿剤です。
既にスキンケアとして取り入れて人も多いのではないでしょうか。食用馬のたてがみや腹部から採取した皮下脂肪を主な材料として作られています。もともとは火傷や切り傷、肌荒れの治療薬として中国で広く利用されてきたものです。馬油に含まれる油は不飽和脂肪です。人の脂肪成分に似ているので肌馴染みが良くすっと馴染みベタつき感は少ないといわれています。しかし馬油は肌質や体質によって合わない場合もありますので注意が必要です。
参考文献:北條元治先生著「美肌のために必要なこと」より