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本日は
「“色素細胞は保湿によって紫外線から守られる”」について
色素細胞は肌の弾力に欠かせないものです。
色素細胞は神経系の一種なので周辺からさまざまな情報を受け取っています。
「紫外線を防御するためメラニン色素の合成を増やす」「逆にメラニン色素の合成を減らす」「肌の土台となる細胞を増やす」「免疫系の細胞を活性化する」など。こうした情報収集の結果、色素細胞が行います。
この色素細胞を保護するためには紫外線や乾燥などの外部から刺激を与え過ぎないこと。
とはいえ日常生活では紫外線を一切、浴びない事は不可能。色素細胞は身を守る為に24時間体制で紫外線の影響を軽減するメラニン色素を作っています。そうなれば色素細胞もクタクタ状態。
その色素細胞に紫外線があたることで過剰に反応してしまうのです。
紫外線を100%カットできないからこそ日焼け止めが必要なのです。
そして強い紫外線にあたることは極力避けるべきなのです。しかし日焼け止めは万能ではありません汗で流れ落ちたりすれば塗り直しも必要ですので海水浴などを楽しむ場合はビーチパラソルやタオル、羽織などで肌を覆うような日焼け防止対策を心掛けて下さい。
また日焼けをしたら夜には、顔だけでなく全身の肌の保湿に努めたいですね。
まず保湿により肌の表面を保護すれば色素細胞に不要な刺激が送られないようになります。そして肌への刺激を減らすためには成分がたくさん入ったものではなくシンプルなものが望ましいといえます。
ですから御自身にあった保湿製品でしっかりと保護してください。
参考文献:北條元治先生著「美肌のために必要なこと」より