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本日は
「皮膚常在菌」について
肌には皮膚常在菌というイキモノが棲んでいる
肌には沢山の微生物が棲んでいます。
この微生物のことを専門用語では「皮膚常在菌」といいます。
常在菌は私たちを病原菌から守るボディガード。
皮膚だけではなく口、鼻、のど、気道、食道、肺、腸、肛門など下界と接している部分なら、どこでも棲んでします。
人類は菌類と共生する道を選んだ。そもそも微生物たちは地球の誕生のわずか6億年後、およそ40億年前に地球上に出現。
その中には高等生物を食い尽くして増殖する恐ろしい病原菌に進化したものも沢山いて人類が出現した500万年前は決して人類にとって暮らしやすい環境とはいえませんでした。
そこで人類は厳しい環境の中で生き抜く為、比較的仲良くやっていけそうな細菌たちと共生して生きる道を選びました。
肌や腸内などの体の外側を細菌にとってちょうどいいエサや隠れ場所のある「棲み家」として提供する代わりに怖い病原菌などが体に侵入するのを阻止するボディガードのような働きをしてもらおうというわけです。
しかもこれらは、
私たちが体の中で合成できない栄養素を作ったり免疫力を活性化したりと、肌においては肌を潤すという役割もはたしてくれます。
参考文献:出来尾 格 先生著「化粧水やめたら美肌菌がふえた」より