いつも有難うございます。
本日は
「洗顔後のお手入れ」について
洗顔後のお手入れの一例として「化粧水をやめる」ということです。
それさえ守って下されば後は多めに見てもいいと思っているくらいです。
結論…理想は乳液かクリームを1種類だけ。
なぜ、化粧水が不要かというと…
◆化粧水が美肌菌をやっつける
皆さんが良かれと思ってしているスキンケアの中で、美肌菌の大敵になるのが化粧水をたっぷりつける行為
もともと肌の表面では角質層がバリアになっており、化粧水は肌の中に入れないはずなんです。
そこに大量の化粧水をバシャバシャつけるということは、無理やり角質層を破壊して保湿成分を入れるという乱暴な行為になります。
バリアが壊れてしまうと、水分の蒸発が抑えられず、ますます乾燥が進みます。美肌菌がたくさんいて、グリセリンをたっぷり分泌してくれる環境を整えていれば、角質層の中は自然と潤って化粧水など必要ないくらい潤ってくれるのです。
◆日本人の過剰なスキンケア信仰が肌を傷めつける
洗顔料、化粧水、美容液、乳液、クリーム……。日本人が日頃使用するスキンケア用品の数は、欧米人と比較してとても多いと言われています。
欧米人のスキンケアはとてもシンプルです。
多くの人はファンデーションを殆ど使わずポイントメイクだけですので、おのずと使用するスキンケア用品の数も少なくなります。
洗顔は、ミルクタイプかオイルタイプのクレンジングで汚れやメイクを落とし、さっと拭き取るくらいが多いようです。
比較して私たち日本人を振り返ると、かなり多くの人がW洗顔を行っています。
洗い過ぎにより細胞間にいる美肌菌も一緒に洗い流されてしまうというのです。
しっかりメイクをして、W洗顔でメイクを落とす。すると美肌菌が失われ、乾燥を引き起こす。
それを補うために化粧水で保湿をして、さらに美肌菌を失う……。日本人の肌には、この負の連鎖が起こっているのです。
◆美肌菌を増やすには
肝心なのは、美肌菌を減らさない努力をすることです。美肌菌の数には個人差がありますが、多くて1平方センチあたりだいたい2万個くらい。
以前、女性タレント数名の顔の美肌菌を調べたところ、たった100個というケースも少なくありませんでした。濃いメイクをして過剰なスキンケアをする、という行為を短期的に繰り返すと、美肌菌はてきめんに減ってしまうことがわかりました
たとえば一度洗顔をするだけで、2万個の美肌菌が一気に1000個まで減少してしまいます。
ただし、美肌菌は一度減っても、12時間サイクルで復活。
できるだけ長く美肌菌が多い時間をキープすればいいのです。
★いきなり今日からでなくとも先ずは、過剰な洗顔を辞めるように、そして先ずは少しづつ減らしていって下さい。
参考文献:出来尾 格 先生著「化粧水やめたら美肌菌がふえた」より