いつも有難うございます。本日は糖化についてお伝えいたします。
✅ 細胞がコゲつく糖化のしくみ
~甘いものをとりすぎると細胞がコゲていく~
美肌菌を増やす食事について考える上で先ず注目したいキーワードが「糖化」
2010年頃からアンチエイジングの分野ではよく耳にするようになりました。
糖化とは老化の原因のひとつといわれる、からだの反応。
糖化は悲しいことに一度起こってしまったら元に戻すことが出来ません。
糖化とは
からだの中の細胞が「コゲる」ような状態になること。進む原因は大きく二つ。
1.糖質過多の食品を食べ過ぎること
2.食後の血糖値の急上昇を招く食生活
糖質とは御存じの通り、ごはんやパン、麺類などの主食や小麦粉製品、甘いもの(お菓子、甘味料、甘味の強いフルーツ)などの主成分。
野菜では、いも類やにんじんなどに多く含まれます。
本来、糖質は脳などのエネルギー源として必要不可欠な栄養素です。
しかし多く摂取し過ぎて体内で使い切れず余ると血液中の糖(血中グルコース)が体内のタンパク質に絡みつきAGE(糖化最終生成物)という老化原因物質を生成してしまいます。
これが糖化です。
肌のコラーゲンもタンパク質の一種。糖化が起きるとコラーゲンに柔軟性がなくなり肌のハリが低下して、たるみなどの問題が起こります。血流も悪くなってしまい美肌菌のすむ場所として適さない肌環境になります。
つまり糖化は、たるみやシミなど肌の老化を進行させる原因になるのです。
参考文献:小林暁子 先生著「医者が教える最高の美肌術」より