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「鉱物油」とは

 

こんな場合はどうすれば?化粧品に関するQ&Aをまとめました。

 

Question…
鉱物油とはどのようなものですか?

 

Answer…
鉱物に属する石油から得られる油であるため、古くから、鉱物油と呼ばれていますが、鉱物でできているわけではありません。
成分の種類は様々ですが、分子を構成する元素が炭素と水素であることから、化学的には炭化水素に分類されます。
鉱物油は、液状で皮膚への浸透がほとんどないため、皮膚上の汚れを除去するのに適しています。また、潤滑性があるため、マッサージクリームなどの油性基剤の成分としても用いられています。
石油から得られる半固形状のものとしては白色ワセリンがあり、医薬品の軟膏にも使われています。

鉱物油は肌に悪いというイメージがあるのは第二次世界大戦後のまもない頃、不純物を多く含む鉱物油を配合した化粧品があったためであるとも言われています。
しかし、現代では精製技術が格段に進歩したため、安全性に問題はなく、安心してお肌などに使用できるものです。

日本化粧品工業連合会WEBサイトより


石油由来となると、悪いイメージをいだきがちですが、鉱物油の代表格であるワセリンは医療現場で使われますし、医師の処方で出されるクリームにもよく使用されています。またベビーオイルの主成分はミネラルオイル。前述の記事の通り精製技術が低かった時代の鉱物油には油焼けするなどの問題があったようですが、現在は精製技術が発達して長期間劣化しない、非常に安定性の高い原料となっています。
安定性が良いため、多くの化粧品に使用されています。安定感があり、安心して使用できるため、医療現場で使われるのだと考えられます。

まとめると

1.敏感肌の方へも作用が少なく、安心して処方することができる。
2.浸透がない分、肌の上で油膜を作って長く保護してくれます。
3.水分が蒸発するのを長い時間防ぐことができるので、結果として保湿が保たれる。
(お風呂上りの肌が潤っている状態での使用や、冬場の外気にさらされる際の水分蒸発を防ぐ目的などで使用すると効果的)
4.鉱物油には肌へ良い作用をする栄養分は無い為、油膜での保護以外の期待はできません。
5.肌へのなじみがないために油膜の感触を不快に感じる人もいるようです。
6.毛穴を防ぐので良くない、といった解釈もあるようですが油としての性質を理解し相応のクレンジングを施す、頻度を考えて使用することが理想。

石油由来だから身体に良くないのでは?医師が処方するものだから身体に良い?というわけでもなく特徴を知った上で私たちが必要なシーンに応じて選んで使用する事が大切なのでは…と考えます。