免疫力をアップさせるポイントをご紹介しております。ラストの今回は「睡眠」について。
実践できるもの、手軽だと思うものから試してみてください!

 

寝汗は× 年間を通じて「エアコン+羽毛布団」

在宅勤務となり、以前よりもしっかり睡眠がとれるようになったという人もいれば
生活サイクルが乱れて深夜までダラダラと起きているという人も少なくないのではないだろうか。
東京疲労・睡眠クリニック院長の梶本修身先生によると
「睡眠が足りていないと感染症のリスクが高くなる」という研究結果が明らかになっているそうです。

新型コロナウイルスに関するデータはまだ明らかになっていない部分が多いですが、インフルエンザなどの
ウイルス感染症では、睡眠不足の状態が慢性化している方においては、感染リスクが3倍になるというデータがあります。
また、ワクチンも、摂取した日の夜の睡眠が足りていなかった方は、抗体が約半分しか出来なかったということも明らかに。

 

 

「睡眠負債」

文字通り日々の睡眠不足が借金のように積み重なった状態のことをいい、この「睡眠負債」の蓄積が
免疫力を下げたり、心身にさまざまな悪影響を及ぼすそうです。

睡眠の質とリズムを作っているのは自律神経で、体のあらゆる活動にも関わっています。
免疫もコントロールしているので、疲労やストレスなどで自律神経の機能が落ちているとウイルスや細菌にも感染しやすくなります。
睡眠の質を高め、自律神経を休ませることが大切だとの事。

 

 

どのようなことに気をつければ?

✅一番大事なのは、深部体温をコントロールすること。
深部体温とは、脳や内臓など体の中心の温度のことで脳を冷やしてあげることが重要。
✅『頭寒足熱』という言葉がありますが、文字通り頭を冷やして足を温めること。
氷枕などの冷たい枕や冷却シートで外側から頭を冷やすわけではなく、体の中から冷やさないと意味がありません

 鼻腔の奥は自律神経中枢に薄い皮1枚を介して接しており、脳へ向かう毛細血管が密なため
鼻から冷たい空気を吸い込むことで脳は冷える。

 

 

「鼻は脳の冷却装置」~寝る時こそエアコンが必要~

だからこそ重要なのが、部屋の温度。

女性は寒がりなので、夏はエアコンを切って寝るという人も多いと思いますが、これはおすすめできません。
脳にとって寝汗をかく状況はもってのほかで寝ている間に汗をかく状況が生じるということは、脳が一生懸命自律神経を使って体温調節をしているということ。
だから部屋は涼しくしないといけないのです。

 

✅「質のいい睡眠」のためには
年間を通じて「エアコン+羽毛布団」が最良

✅夏の布団は夏用の羽毛布団?
羽毛布団で暑いと感じるのは部屋が暑い証拠なので、まずはエアコンで冷やす。
つまり、わざわざ夏用に替える必要はなく、1年中同じ布団でいいそうです!

 

「室内温度について」

湿度などによって異なるが、脳にとって理想の室温は「24~25℃くらい」
今年の夏も猛暑になることが予測されているので、エアコンは1日中、適切に使うことが大切

 

「パジャマや寝間着について」

就寝時、パジャマや寝間着については汗を吸って体温調整がしやすい「綿素材がベスト」とのこと。

 

「お酒について」

自粛生活が続き、深酒をしている人の注意点は?

✅「食事も飲み物も、質のいい睡眠のためには寝る3時間前までに済ませるのが理想
アルコールは自律神経の中枢を麻痺させるので、寝落ちはするけれど睡眠のリズムは悪くなります。
アルコールの分解時に発生するアセトアルデヒドには覚醒作用があるため、変な時間に目が覚めて眠れなくなることもあるそうです。

 


「新しい生活様式」を意識しながら、日常の過ごし方をより健康に過ごせるように見直す機会にできたら理想的ですね。