オクラの効果的な食べ方
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斜め切りしたオクラ
オクラの食べ方といえば、さっと茹でて調理する方法が御馴染みでしょうか。
しかし、オクラの栄養を余すことなく摂取するためには、生のままいただく方法がおすすめだとか…。
オクラに含まれるペクチンやムチンといった成分は水溶性であるため、調理のときに茹ですぎるとお湯に溶け出し
水と一緒に捨てることになってしまうそうです。そのため、できるだけ生で、もし茹でるのであれば短時間でさっと茹でる程度がよいそうです。
また、βカロテンは脂溶性の成分である為、油と一緒に摂取することで吸収率が高まるそうです。
ごま油を加えたり、油で軽く炒める、チーズなど脂質の多い食品と一緒に摂取する、といった食べ方もおすすめです。
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オクラは冷凍保存
オクラは生のままだとあまり日持ちしない傾向にあります。そこで、オクラのおいしさと栄養をできるだけキープして、長持ちさせる保存方法をご紹介します。
先ずは新鮮なオクラを見極めるポイントは、5つだそうです。
- 鮮やかな緑色をしている。
- ヘタの切り口がみずみずしい。
- ガクがみずみずしく、角がはっきりしている。
- 表面の細かい毛が密集している。
- 触るとハリがあり、実の角がはっきりしている。
オクラは一般的に、生のまま冷蔵保存をした場合、3~4日程度しか日持ちしません。もし、冷蔵保存をしたい場合には、オクラを新聞紙やポリ袋に包んで野菜室で保存すると、比較的長持ちします。
さらに長持ちさせたい場合には、オクラを冷凍保存しておくのがおすすめ。
必要な下処理をご紹介
オクラを板ずりして産毛を落とし、水で洗ってキッチンペーパーなどでよく水気を取り除いておくことがポイントです。
オクラを生のまま冷凍する場合には、ガクを切り落としてまるごと、あるいは使いやすい形・大きさにカットして、ジッパー付きの保存袋などにいれて空気を抜いて冷凍庫に。
オクラを茹でてから冷凍保存しておくことも!
板ずりをしたオクラを沸騰したお湯で10秒ほど茹でて、ザルに上げて冷ましてから水気をよく拭きとった後、使いやすい形・大きさにして、生のまま冷凍するときと同様にジッパー付きの保存袋に入れて冷凍庫へ。
冷凍しておいたオクラを調理するときは、自然解凍でもおいしくいただけますし、冷凍のまま加熱調理することも可能です。
和え物やサラダにするときは自然解凍、炒めものやスープに入れるときは冷凍のまま加熱調理、作りたい料理に合わせて、解凍方法もお選び頂けるようです。
サッと、茹でて「だし醤油」と「鰹節」をまぶしただけの「もう一品小鉢」や「オクラの胡麻和え」が子どもたちにも人気でした!